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第1回入賞作品


応募総数2,099作品から第1次選考、第2次選考、最終選考を経て、大賞1作品・優秀賞2作品が
決定いたしました。
たくさんのすばらしい作品をお送りいただき、誠にありがとうございました。


優秀作品

STORY
「王さまなのに強そうじゃない!どうしてライオンじゃないのだろ?」
うさぎの王さまはそんなことに日々悩んでいました。そこで、ある日、茨で作ったタテガミをつけてみたら、なんだか強そうに見えてみんなが尊敬してくれている。そう思ったうさぎの王さまはどんどん伸びていく茨のタテガミを手放せなくなってしまいます。 そして茨はどんどん伸びてうさぎの王さまは、ついには動けなくなってしまいました。 それでもタテガミを手放せない。なぜ?どうして? ねぇ本当に大切なことはなんだろう?
選評
秋元 康

絵とストーリーのバランスもよく、楽しみながら読めました。「自分らしさ」とは何か? その答えがここに描かれていたような気がします。「自分らしさ」とは、自分を好きになることであり、自信を持つことなんですね。僕は、この作者の絵が大好きです。額装して、家に飾りたくなりました。

茂木 健一郎

いかにも絵本らしいファンタジー溢れる作品でした。話の跳躍具合が素敵で、終わり方も今の時代に合っているようなメッセージ性がありました。

武田 双雲

絵のタッチがはかなく美しく、読み終わった後に涙が出そうになるぐらいに癒される作品でした。

うじいえ あやこ/Ayako Ujiie
プロフィール
1980年神奈川県生まれ。
明治大学文学部卒業後、学習塾に勤務現在、塾講師をしながら、
イラストの仕事をしている。
カラーインクを使用し、にじみを利用した温かみのあるイラストを描いている。
 
 
受賞コメント
このたびの受賞をたいへん光栄に思っております。
「みんなちがってあたりまえ。みんな自分にしかないすてきな個性をもっている。それに気づけたら、どんなにいいことだろう…」そんな思いを込めて書きました。自分も、周りの人も、どちらも大切にできたら、それはとっても幸せなことだと思うのです。
職業柄、子どもに接することが多いのですが、そういう、本当に伝えたいことは、なかなかじかには伝わらないのです。大人から説明されることよりも、子どもたちが直接見て、触って、感じて気づくことのほうが、彼らにとっては大きな財産になるということも少なくないと思います。
ですから今回、絵本という形でメッセージを発信できることを本当にうれしく思っています。
これからも、見る人の心が温まるようなイラストを描いていきたいです。