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第3回入賞作品


応募総数1,324作品から大賞1作品・優秀賞1作品が決定いたしました。
たくさんの素晴らしい作品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
 


優秀賞「くろくまくんとさけ」松見 まな/Mana Matsumi

くろくまくんとさけ
STORY
森に住む“くろくまくん”の家に、カナダに住む“くりくまくん”から大好物の鮭が届きました。 すると、そこに友だちの“しろくまくん”がたずねてきます。 “しろくまくん”はとても食いしん坊なので、鮭のことを知ったら全部食べられてしまう! と心配な“くろくまくん”は鮭の隠し場所をいろいろ考えます。 考えたあげく思いついた名案とは・・・。
コメディタッチで展開されるくまたちのキャラクターがユニークで何度でも読みたくなる作品です。
選評
秋元 康

いろいろなことを隠そうとしても隠しきれないのが世の中です。 小細工をしても、元に戻ってしまう。
楽しいオチがありますが、実は深い事をメッセージしているのかもしれませんね。

茂木 健一郎

この絵は本当に素晴らしいな、この人本当に才能あるな~と感じました。 何より、「大きな鮭」だと言うことを表現するための絵、「鮭の料理」の表現、“くろくまくん”があれこれ想像している絵、それぞれ、表現の跳躍ぶりがすばらしい。 この作品は絵だけで人を引き付けるという絵本の王道を行くような作品ではないでしょうか。 本当に大好きな作品です。

武田 双雲

衝撃的な作品でした。 絵の表現が飛んでいる。 世の中の「仕方無さ」や「情」、「本能」や「友情」、表現のシュールさがいいと思いました。 だけれども、絵を見ているだけでニヤニヤしてしまうんですね。 これが絵の力です。 視点と構図がおもしろい。 そして、展開が斬新。 どんっ!どんっ!どんっ!とこちら側を揺さぶって、どこに踏み込むか分からない展開は何度も見るうちに深みにはまっていくような感じです。 計算しているのか、そうではないのか・・・ 何か収まっていないところが光っていたと思います。

松見 まな/Mana Matsumi
プロフィール
静岡に生まれ、富士山を見ながら育つ。 大学卒業後、自宅の神経科医院に勤務。 大好きな鳥をモデルにイラストを描き始め、現在“くろくまくん”の仲間が活躍するお菓子の絵本を姉と共に製作中。

受賞コメント
優秀賞をありがとうございます。 受賞の知らせを聞いた時は、びっくりしました。 早速、登場キャラクターのくろくまくん、しろくまくん、さけくんと皆でお祝いのすき焼きパーティをしました。 今回、賞をいただけたのは3匹のおかげです。 出来上がるまでに誰が主役になるのか、出演回数が少ないなど、散々もめて大変でしたが今となってはどれも楽しい思い出です。 これからも彼らと一緒に身近なテーマで楽しいお話をこしらえていきたいと思います。