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第5回入賞作品


おねえちゃん と いもうと

応募総数1,063作品の中から、第1次選考・第2次選考・最終選考を経て、 大賞1作品・優秀賞2作品が決定いたしました。
たくさんの素晴らしい作品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
 
大賞受賞作品「おねえちゃん と いもうと」が2013年5月25日扶桑社より発売。

be絵本大賞事務局
 


大賞(絵本)「おねえちゃん と いもうと」名越 花織/Kaori Nagoshi

STORY
あしたなにしてあそぶ? と聞いた いもうとに、おねえちゃんは
「ぼうけん。はやおきしていこう」とこたえました。
でも二人が朝めをさますとそとは雨。残念がるいもうとを、おねえちゃんは
意外な冒険にさそいます。
日常の中にひそむワクワクを、洗練されたイラストとストーリーで描いた作品。
選評
秋元 康

この作品は、2人の姉妹が冒険をするお話ですが、非日常の中にしか存在しないと思われている「ファンタジー」の入口が実は日常の中にあった、ということが描かれているところがすごくいいなと思いました。また、色彩感覚やカット割り、構図の取り方が、まるで素敵な映画を見ているようでした。大好きな作品です。(談)

茂木 健一郎

絵本というのは、絵と言葉が一緒になって脳に非常に大きな栄養になるのですが、この作品は絵力(えぢから)が非常に素晴らしい作品だと思いました。家族というのはそれぞれが思い思いの場所にいるものですが、その空間の配置がきれいに絵になっていて、しかも突然その日常の中に冒険が入ってくるという物語の力も加わって、とても大賞にふさわしい作品だと思います。また、こういう色が心の中にあることによって、我々が再び力を取り戻していくという、「今」を感じさせる作品でもあったと思います。(談)

武田 双雲

絵もストーリーもうまくて、でも、きれいすぎて逆にインパクトに欠けるかなと最初は思っていたのですが、「これいいな」という直感はありました。ありそうでなかった、けれど誰でも、どこの家庭でも共感できる世界感があって、かつその中でドキドキとワクワクが感じられるという新しさを持った作品だと思います。(談)

名越 花織/Kaori Nagoshi
プロフィール
1971年生まれ。京都市立芸術大学大学院卒業。 京都の建築設計事務所で設計、インテリアデザインを経て独立。現在はインテリア、 プロダクト、グラフィック等のデザイン活動中。
 
受賞コメント
誰かの、お気に入りの一冊になるような絵本を作りたいと思い、何度も直し時間をかけて丁寧に作りました。
普段の何気ない生活のなかで、はっとすること、クスッとおかしいこと、不思議と印象に残る場面、そんな日々の驚きを散りばめた絵本が作れるようになりたいです。
この度は素晴らしい賞をありがとうございました。