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第3回入賞作品


応募総数1,063作品の中から、第1次選考・第2次選考・最終選考を経て、 大賞1作品・優秀賞2作品が決定いたしました。
たくさんの素晴らしい作品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
 
be絵本大賞事務局
 


優秀賞(絵本)「なまけとも」まつもと りょうた/Ryota Matsumoto

なまけとも
STORY
ここは ナマケモノたちがすむ ナマケモノのもり。
ナマケモノのナマは、ともだちにはたくさんいいところがあるのに
自分にはいいところがまったくないと悩んでいました。
ある日それを、いちばん長生きのチョーローに相談すると、
思いがけない答えが返ってきて・・・?
非常に完成度の高い、愛らしいキャラクターたちがつむぐ、あたたかな作品。
選評
秋元 康

なんといってもこの作品はキャラクターが素晴らしいです。
主人公も、登場する仲間たちもみんな魅力的で、彼らをこのまま商品化したり、アニメーションにもできるくらいの素晴らしいクオリティーをもった作品だと思います。(談)

茂木 健一郎

今の子どもたちは高度なアニメーションを見て育っているので、こういうキャラクターを見ると彼らが動いているのを想像できると思うのですが、そういった子どもたちの創造力をはぐくむ非常に強いキャラクター造形のある作品です。子どもたちの世界は地球上に広がっているので、この「なまけとも」も、広く世界につながっていったらいいなという夢を抱かせる作品です。(談)

武田 双雲

タイトルの書体も良いですし、作者と年齢が近いということもあって、個人的に応援したい作品です。なまけともの仲間たちが個性とは何かを学んだあとにどういう困難にあい、何をどういうふうに築いていくのか、次の展開が見てみたいです。(談)

まつもと りょうた/Ryota Matsumoto
プロフィール
1977年長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京で玩具・雑貨の企画会社のデザイナーを経て、現在は地元長崎の広告代理店でWEB制作を担当。
2011年「いちねんせいに贈る、ランドセル屋さんの絵本大賞」で佳作を受賞。

受賞コメント
この度は優秀賞という名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。
絵本に取り組むのは2作目ですが、毎回作りながら思うことがあります。それは自分もそうだった、大人が子どもに絵本を読んで聞かせる姿です。真剣に本を見つめて大人の声を一生懸命聞く子どもの心に少しでも届くようにと作りました。
「なまけとも」は、コピー用紙の落書きから始まり、しだいに表情と性格が芽生えていき、やっと絵本として完成したときが彼らの生まれた時だったんだなと思います。彼らが、読んでくださった方の中で成長していってくれることを願っております。 これからも子どもたちの心の中で育つ作品を生みだせたらいいなと思っています。